転職理由で悩んでいる人「転職理由は割りとはっきりしている。在職中の会社に対する不平不満なのであるが、これは転職面接で言ってもよいのだろうか?転職理由の本音を言っても良いのか知りたい。」
上記のお悩み・疑問にお答えします。
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先ほど、こんなTweetをしました。
転職理由を本音で話しても問題ないので気にしなくて良い。退職理由との区別はつけることが条件。採用担当者は退職理由を長々とは聞きたくない。自社にとってどの程度役に立つかの指標として転職理由を質問する。仕事に対する考え方も含むので、転職理由を質問するのは絶好の機会なのだ。 #転職理由
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) January 21, 2022
転職理由を本音で話しても問題ないので気にしなくて良い。退職理由との区別はつけることが条件。採用担当者は退職理由を長々とは聞きたくない。自社にとってどの程度役に立つかの指標として転職理由を質問する。仕事に対する考え方も含むので、転職理由を質問するのは絶好の機会なのだ。 #転職理由
ちなみに筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
採用担当経験、そして3回の転職経験がこの記事の根拠です。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 転職理由を本音で話しても本当に大丈夫なのだろうか?【問題なし】
- 転職理由を本音で話すとき注意すべきこと【たった1つ】
- 転職理由は深堀りしていれば本音で話しても怖くない
では一つずつ解説します。
転職理由を本音で話しても本当に大丈夫なのだろうか?【問題なし】
結論「転職理由はむしろ本音で話したほうが企業受けする」
転職活動は何から始めればよいのでしょうか?
会社に対して不平不満を持ったときでしょうか?
たしかに転職を考えるきっかけにはなるでしょう。
転職活動を始める動機にはなりません。
最悪「退職するだけ」かもしれません。
転職ではなく起業する可能性だってあります。
「退職=転職」が多いですが正確には「退職≠転職」です。
退職してからどうするかを決めていないと転職活動を始めてはいけません。
それが【転職理由】です。
転職理由とは「転職して実現したいことの言語化」です。
採用する側からすれば「本音ベースでの転職理由」を聞きたいのです。
「求人票の応募要件」にマッチングするように転職理由を話しても、内容が薄っぺらいのであれば、すぐにバレてしまいます。
それよりも堂々とあなたのキャリアプランを盛り込みつつ、転職理由を話すほうが受けも良いです。
企業にとって心配なのは「すぐに辞められること」です。
従業員を採用することは会社にとって投資です。
即戦力が理想ですが、20代の場合は育てる期間も想定しています。
将来の幹部候補として大事に育成されるのです。
なのに3年以内で辞められては会社にとっては赤字ですよね。
転職理由をしつこく聞く理由はそこにもあるのです。
その業界や職種に興味があり、なおかつマッチングもしているかを確認しているのです。
そのためには転職理由は本音で話したほうが企業に受けます。
転職理由は本音で話しても大丈夫か心配する方が多いです。結論から言えば問題ありません。会社にとってはすぐに辞められるのが一番のリスクです。そのために転職理由や志望動機を聞くのです。
転職理由を本音で話すとき注意すべきこと【たった1つ】
結論「転職理由を話すときは退職理由と区別しよう。企業が聞きたいのは転職理由の方である。」
転職理由を本音で話したほうが良いと先程書きました。
念の為勘違いしていると大変なので書きますね。
退職理由を本音で言うのはだめですよ。
退職理由は「会社を辞めた(辞める)理由」」です。
退職理由はネガティブ思考がいっぱいですね。
それに比べると転職理由はポジティブ思考だらけですよね。
採用する方としてもネガティブな人はまず内定出しません。
これはおわかりでしょう。
転職面接で「なぜ会社を辞めるのですか?」と聞かれたら退職理由ではなく、転職理由を答えましょう。
本音バリバリで転職理由を言ってください。
それはキャリアプランでしょうし、企業が聞きたい内容のはずです。
正社員で転職する場合は会社としてもローテーションを考えて入社させます。
ずっと同じセクションにいることはないと考えたほうが良いです。
転職理由と退職理由は混同しやすいので、注意しよう。退職理由を本音で話すと他責思考と企業に思われてしまうので、これだけは絶対にNG。
転職理由は深堀りしていれば本音で話しても怖くない
結論「キャリアの棚卸しで転職理由を深堀りしていれば、本音を言ってもボロは出ない。」
再度以下に示しますね。
- 転職理由・転職の軸を明確にする
- 転職理由に相応しい求人ニーズを転職サイトでリサーチ
- キャリアの棚卸し
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 転職エージェント推薦で応募
- 年収交渉・内定承諾
- 円満退職・業務引継・転職
転職理由を考えるのは最初ですが、キャリアの棚卸しでさらに深堀りしておく手順になっています。
この転職活動の手順をとることで応募書類にも「しっかりした転職理由」を書くことができます。
もちろん転職面接でも準備はほとんど不要で転職理由を答えることが出来ます。
それほどキャリアの棚卸しは重要なんです。