転職サイトの使い方で悩んでいる人「転職サイトには求人検索、スカウト、求人応募の3つがある。全てのサービスを使いこなす必要はあるのだろうか?転職エージェントとの棲み分けはどうすればよいのだろうか?転職媒体の使い方には迷ってしまうな。。。」
上記のお悩み・疑問にお答えします。
先ほど、こんなツイートをしました。
転職サイトの使い方で間違っているのは求人応募してしまうこと。本来は自分の「転職の軸」にマッチングした求人が市場ニーズがあるかを確認すること。求人応募は転職エージェント推薦の方が有利。応募したい求人を転職サイトでみつけたら、転職エージェントに持ち込むのが賢い。 #転職サイト
— CowBoy (@cowboy19620626) January 7, 2022
転職サイトの使い方で間違っているのは求人応募してしまうこと。本来は自分の「転職の軸」にマッチングした求人が市場ニーズがあるかを確認すること。求人応募は転職エージェント推薦の方が有利。応募したい求人を転職サイトでみつけたら、転職エージェントに持ち込むのが賢い。 #転職サイト
ちなみに筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
採用担当経験、そして3回の転職経験がこの記事の根拠です。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 転職サイトの使い方はマーケティングに徹しよう【後は不要】
- 転職サイトの使い方では転職活動の手順に従うこと
- 転職サイトの使い方で重要なのは決して求人応募はしないこと
では一つずつ解説します。
転職サイトの使い方はマーケティングに徹しよう【後は不要】
結論「転職サイトは求人検索だけを使うのが正しい使い方」
転職方法には大きく分けると3つあります。
ハローワーク、転職サイト、転職エージェントです。
その他にも知人の紹介、求人誌、ヘッドハンティングなどありますが少数派なので今回は省略します。
転職活動は「転職理由の明確化」が最初になります。
ここが決まらないと転職活動を始めても失敗に終わります。
転職サイトで「行きあたりばったり」に求人応募しても無駄だからです。
転職面接で「今までどんな求人に応募しましたか?」と質問されるのは「転職の軸」が決まっているかを確認しているのです。
スキル上問題なくても「転職理由」はモチベーションを保つ上で重要なことです。
会社はすぐに辞められては困るからです。
転職の目的がはっきりしていれば、企業としては安心します。
転職理由が明確になったら、ニーズがあるかをマーケティングする必要があります。
このマーケティングをしっかり行うことで転職成功に近づくのです。
マーケティングの方法で最も手軽で効果的なのは「転職サイト」を使うことです。
転職サイトには数多くの求人が掲載されています。
転職サイトの掲載求人が転職市場と考えて良いです。
転職理由にマッチングする求人がどれくらい掲載されているかをリサーチしましょう。
転職サイトはこのリサーチだけで十分です。
転職活動を始めるべきかどうかの判断がここでできます。
転職サイトの使い方は実にシンプルです。転職市場のマーケティングに徹しましょう。転職理由にマッチングする求人が豊富に見つかれば転職活動で成功する確率が高いです。逆の場合は今は転職するタイミングではありませんので、時期を待ちましょう。
転職サイトの使い方では転職活動の手順に従うこと
結論「転職活動の手順は決まっている。転職サイトもそのとおりに使えば良い。」
転職サイトにフォーカスして前述しました。
転職活動の手順は以下の通りにやるとうまくいきます。
- 転職理由を明確にする
- 転職理由に相応しい求人ニーズを転職サイトでマーケティング
- キャリアの棚卸し
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 転職エージェント推薦で応募
つまり転職サイトは2番めに行うべきタスクなんです。
内容は前述したとおりです。
転職活動の手順については以下の記事をご参照ください。
転職サイトにはスカウトサービスもありますが、ほとんどが「DM」です。
ほんとうの意味でのスカウトは ビズリーチのような転職サイトに限られます。
転職活動の手順に従って転職サイトを使えば、効率的です。転職市場のマーケティングが目的なので転職理由が明確になったら早めに転職サイトを使いましょう。
転職サイトの使い方で重要なのは決して求人応募はしないこと
結論「転職サイトから応募すると学歴フィルターなどで不合格になることが多い。スキルや人柄を企業にきめ細やかに推薦してくれる転職エージェント経由をおすすめする。」
転職サイトから求人応募も可能ですが、効果がないのでやめておきましょう。
学歴フィルターや年齢フィルターで書類が読まれないことが多いからです。
求人応募するときには転職エージェント推薦を使いましょう。
企業と転職エージェントとは信頼関係が構築されています。
有能なエージェントが推薦した場合の効果は抜群です。
「Aさん推薦なんだから真面目に書類選考しなくちゃ」採用担当者も人間なので、こんな気持になります。
応募する際にエージェントは推薦状を書くのですが、有能な方はダメ押しに電話で一言添えます。
企業としては「会ってみたいな」と思うかもしれません。
少なくとも転職サイトから応募するよりは転職面接に呼ばれる確率はずっと高いです。
なので転職サイトやハローワークで応募したい求人を見つけたら、まずは転職エージェントに持ち込みましょう。
転職エージェント保有求人になれば、エージェントも喜びます。
すべてエージェントに相談するのを基本に転職活動を進めましょう。
もちろん例外はあります。
転職エージェントが取り扱っていない会社であったり、以前契約していたワケアリの会社などです。
それ以外は転職エージェントに持ち込めば喜んで営業してくれるはずです。
あなたが候補者にならなくても転職エージェントにとっては旨味があるのですから。
転職サイトからは決して応募しないことです。書類選考をまともにしてもらいたいならば、転職エージェント推薦の方が断然有利です。
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