キャリアの棚卸しをすべきか悩んでいる人「キャリアの棚卸しは転職活動で行うべきなのだろうか?ぶっちゃけ書類選考で提出するものではないので、職務経歴書をきちんと書けば済むと思うのだが。キャリアの棚卸しでわかることは何があるのか知りたい。」
上記のお悩み・疑問にお答えします。
先ほど、こんなツイートをしました。
転職活動のステップ。転職理由の明確化→転職の軸を決定→求人ニーズのマーケティング。ここまでできたら本格的に転職活動を開始。キャリアの棚卸しを念入りに行い、強み・弱みを把握しよう。 #転職活動 #転職活動の流れ #キャリアの棚卸し #自己分析
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) January 11, 2022
転職活動のステップ。転職理由の明確化→転職の軸を決定→求人ニーズのマーケティング。ここまでできたら本格的に転職活動を開始。キャリアの棚卸しを念入りに行い、強み・弱みを把握しよう。 #転職活動 #転職活動の流れ #キャリアの棚卸し #自己分析
ちなみに筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
採用担当経験、そして3回の転職経験がこの記事の根拠です。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 【誰でも簡単にできる】キャリアの棚卸しの効果は強みがわかること
- キャリアの棚卸しをきちんとすれば職務経歴書は楽に書ける効果がある
- キャリアの棚卸しで転職理由が深堀りされる効果がある
では一つずつ解説します。
【誰でも簡単にできる】キャリアの棚卸しの効果は強みがわかること
JAC Recruitmentオリジナルキャリアの棚卸しシート
結論「キャリアの棚卸しで強みや弱みがわかるのが最大の効果」
転職活動の手順は決まっており、この通りに進めることが転職失敗しないための秘訣です。
再度、以下に示します。
- 転職理由を明確にする
- 転職理由に相応しい求人ニーズを転職サイトでリサーチ
- キャリアの棚卸し
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 転職エージェント推薦で応募
キャリアの棚卸しは求人ニーズをマーケティングした後に行うと効果的です。
ニーズがなければ転職活動を始めても失敗する確率が高いからです。
転職市場にニーズがあることがわかったら、本格的に転職活動を始めましょう。
それが【キャリアの棚卸し】です。
転職活動をしている方の中には「いきなり」職務経歴書を書き始める人がいます。
ですが下書きもせずにいきなり書き出すと、まとまりのない職務経歴書ができてしまいます。
あなたの「強み」を把握した上で職務経歴書を作成すれば、時間は実はかからないのです。
キャリアの棚卸しは以下の項目をリストアップします。
- いつからいつまで
- どの会社どの部署で
- どんな職務を行い
- それはどんなポジションだったか?
- その際の実績やエピソードは?
- 職務ごとに出来をつける(5段階くらいでよい)
- この職務の興味は?
これらをリストアップすれば、アピールできるものとそうでない職務経歴がわかってきます。
一度「見える化」するのがポイントです。
転職理由や転職の軸についても以前よりも深堀りされます。
応募する求人について迷うことはなくなりますので、この点でもキャリアの棚卸しの効果は絶大だと言えます。
転職活動の手順に従うのがおすすめ。キャリアの棚卸しは職務経歴書を作成する前に強みを把握したり、転職理由・転職の軸を深堀りするのに最適です。
キャリアの棚卸しをきちんとすれば職務経歴書は楽に書ける効果がある
結論「職務経歴書を書くのに時間がかかるのはキャリアの棚卸しをきちんと行っていないから。」
よく言われるのは職務経歴書を作成するのはとても大変だということですが、これは間違いです。
キャリアの整理をしていれば、職務経歴書は楽に書けます。
しかも質の良い職務経歴書ができてしまいます。
求人ごとに職務経歴書を書き換える必要はありますが、キャリアの棚卸しから必要な部分を抽出することで対応できてしまいます。
アピールすべき実績は求人ごとに異なるからです。
求人応募するごとにキャリアの棚卸しも改善すれば、職務経歴書は見やすいレイアウトを考えるだけで良くなります。
インターネットで検索すれば、職種別の職務経歴書フォーマットをダウンロードができます。
まっさらから作るよりもダウンロードしたものを修正する方がずっと楽です。
ピッタリの職種であれば修正する必要もないでしょう。
その場合はそのまま利用しても構いません。
問題は中身と外見なのですから。
中身についてはキャリアの棚卸しをしっかり行うことで、コピペで対応できてしまいます。
外見については職種にマッチングするフォーマットが見つけられればOKです。
つまり「職務経歴書の作成は大変」だというのは都市伝説だということです。
キャリアの棚卸しをしっかり行うことで職務経歴書は良いものが楽に書けます。転職活動ではキャリアの棚卸しが最も大変ですが、それ以降は楽になりますので頑張りましょう。
キャリアの棚卸しで転職理由が深堀りされる効果がある
結論「キャリアの棚卸しでキャリアプランや転職理由がはっきりする効果がある」
キャリアの棚卸しを行うことで見えてくることがもう一つあります。
それは転職理由です。
なぜ転職するのかが「見える化」することではっきりするのです。
転職理由の明確化→転職の軸の明確化→キャリアの棚卸し
という流れで転職活動の手順は進めるとすると、転職理由や転職の軸はもう少し深堀りしておきたいところです。
キャリアの棚卸しが終われば、転職理由や転職の軸の見直しや深堀りも可能です。
「転職して何をするのが適しているのか?」がわかってくるからです。
それでもわからない場合もあると思いますが、心配はしないでください。
キャリア相談に応じてくれる転職エージェントが多数あります。
無難なのは大手転職エージェントでしょう。
「相談だけでは悪いかな」と思ってはいけません。
転職エージェントはマッチングした求人を紹介してくれるはずです。
キャリアの棚卸しまで終わっていれば、職務経歴書はすぐにできます。
できるだけ積極的に求人応募するように心がけましょう。
たとえ内定が出たとしても入社するかどうかは「あなたが決めれば良い」のです。
転職活動は行動とスピードも大事です。
キャリアの棚卸しの副次的効果としては、転職理由が深堀りされることが挙げられます。さらにはキャリアプランについても明確になるので、やらないと損です。
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