ある求人に応募しようか迷っている人「転職理由にマッチングした求人が見つかったので応募しようと考えている。転職活動は効率的に進めるべきと聞いたことがある。内定が仮に出たときに承諾するかどうか迷うよりも求人応募前に最低限確認すべきことは知っておきたいな。」
上記のお悩み・疑問にお答えします。
会社四季報 2023年4集 秋号 | リンク |
企業研究の必読書。常に儲かっている会社かのチェックには最適。 |
「会社四季報」業界地図 2024年版 | リンク |
業界研究をすることで将来性が見えてくる。未来のない業界には転職しないためにも必ず読むべき。 |
転職会議 | 会社の最大級の口コミサイト。ブラック企業であれば悪い評判がほとんどなので、求人応募や内定承諾の際にかなり参考になる。 | |
リクルートエージェント | 業界最大の転職エージェント。非公開求人だけで20万件保有しているので、まずはここに登録しよう。 | |
doda | 業界第二位。転職サイトと転職エージェントのサービスがあるので非常に便利。使い分けには注意しよう。 | |
パソナキャリア | コンサルティングがとても丁寧。一気通貫型転職エージェントであるので、求人のことを熟知していることもおすすめの理由。 |
先ほど、こんなTweetをしました。
求人は迷わずどんどん応募すべきというアドバイザーが中にはいるが、内定承諾の際に考えるのは目に見えている。行きたい企業に的を絞って応募すべき。企業研究や業界に関するリサーチも深まっているので、その方が内定率は高まる。転職して後悔するのは絶対に避けるべき。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) January 24, 2022
求人は迷わずどんどん応募すべきというアドバイザーが中にはいるが、内定承諾の際に考えるのは目に見えている。行きたい企業に的を絞って応募すべき。企業研究や業界に関するリサーチも深まっているので、その方が内定率は高まる。転職して後悔するのは絶対に避けるべき。
ちなみに筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
採用担当経験、そして3回の転職経験がこの記事の根拠です。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 求人応募する前に最低限確認しておくべきことはたったの2つだけ
- 求人応募する前に会社の経営状況を確認するのは最重要項目
- 求人応募する前に会社の評判も確認しておこう【ブラックを避けるため】
では一つずつ解説します。
求人応募する前に最低限確認しておくべきことはたったの2つだけ
結論「求人応募前に確認すべきことは2つだけであるが、とても重要。」
求人応募前に確認すべきことは内定承諾前にも確認したほうがよいです。
ですが時間の無駄になりますので、できるだけ求人応募前に確認しておくべきです。
内定承諾前に確認すべきことは3つありますが、労働条件の確認は求人応募前にはできません。
以下の2つだけは求人応募前に最低限確認すべきです。
- 会社の経営状況
- 会社の評判
会社の経営状況とは「儲かってますか?」ということですね。
会社が儲かっていれば資金繰りに余裕が生まれます。
余裕がないと粗利が減りますので、固定費削減へと会社は舵を切るでしょう。
固定費削減されれば給料も減りますし、最悪リストラもあり得ます。
会社の経営状況が安定していないと「仕事どころではなくなる」可能性もあります。
不安定な生活ではキャリア形成どころではなくなるのです。
だからといってすぐに辞めたりすると転職活動に支障が出てきます。
採用担当者は基本的に在職中の方を優先に選考します。
離職中の方は「なにか事情があって会社を辞めた」と思われるからです。
仮に入社したとしても「同じような理由でまた辞めるのではないか?」と採用担当者は心配します。
採用したからにはその社員を一人前になるまで育成するコストがかかります。
即戦力になるまでには人によりますが誰でもすぐに会社の仕事ができるわけではありません。
その会社にはその会社なりの業務のやり方があります。
どんなに優秀な人でも教育期間は必要ということです。
もう一点の会社の評判はあなたも確認すると思います。
転職会議などに掲載されている会社の口コミがそれです。
退職者が書き込んでいる場合もありますので、すべてを鵜呑みにすることはできません。
それに昔の口コミは信頼性がない可能性が大きいです。
会社もコンプライアンスを守るように国から指導されています。
昔ほど野放しではなくなっているのです。
その意味でできるだけ新しいクチコミを確認するようにしましょう。
求人応募前に確認すべきことはたったの2つだけです。それは会社の経営状況が良好であるかどうかと会社の評判が極端にブラックよりでないかどうかです。
求人応募する前に会社の経営状況を確認するのは最重要項目
結論「会社の経営状況を確認するのは最も重要。赤字だらけの会社に応募してしまってはキャリア形成もうまくいかない。」
求人応募する上で最も重要なのは会社の経営状況です。
企業の経営状況が黒字なら良いですが、利益が出たり出なかったりの状況であれば慎重に考えたほうが良いでしょう。
投資家向けの本として人気の「会社四季報」を読むことで、その会社の市場価値がわかります。
株価が高く安定していれば、会社としての市場価値も高いと判断して良いです。
もちろんこの世の中ですから絶対に倒産しない会社などはありません。
大事なことは倒産リスクがとても低いかどうかを事前に確認することなんです。
「会社四季報」は企業研究にもなりますので、転職面接対策にも必須の本とも言えます。
さらに「業界地図」は業界の将来性や主な企業の力関係などが掲載されています。
転職する場合はまずは業界を決め、その中から企業選定をする流れになると思います。
業界研究をきちんとしないと将来性のない業界に転職してしまうリスクがあります。
業界研究を十分にまずはして、転職の軸を決めましょう。
次に企業研究をすればよいのです。
同業他社では特徴が各々異なります。
あなたが魅力を感じる事業は何なのかも「会社四季報」を読むことで掴むことができるでしょう。
転職するのは今では当たり前ですが、キャリア形成をきちんと考えたいものです。その土台となるのが会社の経営状況です。職場環境に直結しますので無視できません。快適に仕事をするためにも会社の経営状況が常に黒字かどうかを確認しておきましょう。
求人応募する前に会社の評判も確認しておこう【ブラックを避けるため】
結論「会社の評判を確認することでブラック企業に転職してしまうリスクを少しでも減らすことができる。」
会社の評判をチェックするのは求人応募前に誰もが行うと思います。
別記事にブラック企業のチェックリストを掲載しています。
それを参考に確認していけば効率的に見ることが出来ます。
なんとなく口コミを見るだけではその企業がブラックなのかホワイトなのかわかりません。
口コミサイトで最も有名なのは「転職会議」です。
その企業の職種・ポジション・年齢とその年収も掲載されています。
筆者は求人応募前に大いに参考にしました。
その企業の年収水準がだいたいわかるのですから。
実績を出せば給料が上がると思っている方がいらっしゃれば、それは間違いです。
従業員に出せる年収は利益がどれだけあるかが最も大きいです。
さらに役員報酬が多い会社であれば、従業員の年収は目減りするでしょう。
それが口コミとなって伝わるわけです。
いくら会社が儲かっていても従業員のことを考えていないブラック企業には転職すべきではありません。
そのためにも口コミはよく確認しましょうね。
転職会議などの口コミサイトを確認することでブラック企業に転職してしまうリスクを減らしましょう。会社が儲かっていたとしても従業員に対して優しくない企業があるのも事実です。
会社四季報 2023年4集 秋号 | リンク |
企業研究の必読書。常に儲かっている会社かのチェックには最適。 |
「会社四季報」業界地図 2024年版 | リンク |
業界研究をすることで将来性が見えてくる。未来のない業界には転職しないためにも必ず読むべき。 |
転職会議 | 会社の最大級の口コミサイト。ブラック企業であれば悪い評判がほとんどなので、求人応募や内定承諾の際にかなり参考になる。 | |
リクルートエージェント | 業界最大の転職エージェント。非公開求人だけで20万件保有しているので、まずはここに登録しよう。 | |
doda | 業界第二位。転職サイトと転職エージェントのサービスがあるので非常に便利。使い分けには注意しよう。 | |
パソナキャリア | コンサルティングがとても丁寧。一気通貫型転職エージェントであるので、求人のことを熟知していることもおすすめの理由。 |