IT業界の転職回数で悩んでいる人「IT業界で働いているが、転職回数が多めで悩んでいる。転職回数は気にしなくてもいいのだろうか?キャリアプランがしっかりしていれば大丈夫だと思っているが、果たして正解だろうか?」
上記のお悩み・疑問にお答えします。
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先ほど、こんなツイートをしました。
これからはどんどん転職するのが当たり前。IT業界は転職が当たり前だが、ほかの業界は保守的。転職回数は気にする必要はない。在職期間が短すぎるのは除いて。キャリア形成のためには転職しないと実現できないことも多いから。転職の軸を広げるためにも、転職は必須。そうじゃないと年収は上がらない
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) February 15, 2022
これからはどんどん転職するのが当たり前。IT業界は転職が当たり前だが、ほかの業界は保守的。転職回数は気にする必要はない。在職期間が短すぎるのは除いて。キャリア形成のためには転職しないと実現できないことも多いから。転職の軸を広げるためにも、転職は必須。そうじゃないと年収は上がらない
ちなみに筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
採用担当経験、そして3回の転職経験、さらには15年以上のエンジニア経験がこの記事の根拠です。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- IT業界で転職が多いのはキャリア形成のため
- IT業界で転職が多いのは年収アップのため
- IT業界で転職が多いのはスキルアップのため
- 上記の通り。
では一つずつ解説します。
IT業界で転職が多いのはキャリア形成のため
結論「目指すポジションが自社にないときは転職しか解がないため。キャリア形成のために転職回数は多くなってしまう。」
以下のツイートが本章の要約です。
IT業界の転職が多いのは転職理由が明確ならば、かえって有利になる。一般転職よりもIT転職ではスキル重視の傾向なので、対策はしやすいはず。最も重要なのはキャリア形成であり、そのための転職。転職するごとに描いているキャリアプランからそれないように注意すること。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) June 10, 2021
IT業界の転職が多いのは転職理由が明確ならば、かえって有利になる。一般転職よりもIT転職ではスキル重視の傾向なので、対策はしやすいはず。最も重要なのはキャリア形成であり、そのための転職。転職するごとに描いているキャリアプランからそれないように注意すること。
キャリア形成とは自らのキャリアを1社に限らず、将来まで考えることです。
キャリアパスは会社が与えるもので、昇進するためにやるべきことです。
キャリア形成を考える時、将来的に「ITコンサルタント」を目指すとしましょう。
未経験からのエンジニア転職だったら、まずはSESからのスタートになります。
職種的にも「プログラマー」になりますね。
プログラミングスキルは最低限身につける必要があります。
将来性もある職種です。
ただITコンサルタントは上工程の職種です。
それに対してプログラマーは下工程です。
プログラマーはコードを組んで動くものを作れればOKです。
上工程の職種は「どんなシステムを開発するのか?」から考える必要があります。
システムエンジニアは顧客から要求仕様を受け取り、さらに詳細な仕様書を作成します。
プログラマーでも理解できる仕様書を作成するのがシステムエンジニアです。
ITコンサルタントはさらに顧客よりの仕事です。
顧客の要求を分析して、要求仕様作成のサポートをします。
実際にはITコンサルタントが要求仕様書を作ってしまうことが多いです。
顧客はシステムのイメージはあります。
ですが得てしてすべてを自動化したがります。
システム開発で最も大切なことは「業務フロー」を明確にし「開発範囲」を決定することです。
手作業で行っている業務をそのままシステム化しても、ほとんどの場合使えないものができます。
こうなると業務フローの見直しから行う必要も場合によってはあります。
ITコンサルタントの範疇ではないかもしれませんが「業務改革」のサポートはかなりの数やりました。
仕事のやり方が変わるので反対する方が多いです。
説得するのも大変ですが、良いシステムを開発するためですからね。
このようにプログラマーからITコンサルタントへのキャリア形成を考えてても転職しないと無理です。
プログラマーはソフトハウスがメインです。
ITコンサルタントになるならコンサルティング業務を行う会社でしょう。
一度には無理なので、少しずつ実績を出しつつ転職していく人がIT業界では多いです。
キャリア形成は自分で考えるものです。1社だけで実現できることはまずないです。そのために転職が必須なのですが、IT業界では企業によってできる職種が限られます。プログラマーからシステムエンジニアやITコンサルタントを目指そうとしても、その会社に仕事がないことが多いのです。そのため他の業界よりも転職が多くなります。
IT業界で転職が多いのは年収アップのため
結論「大手SIerを一次請けとしたピラミッド構造があるため、転職しないと年収アップできない。」
以下のツイートが本章の要約です。
IT業界の転職が多いのは、むしろ当たり前といえる。一次請、二次請、三次請となるほど条件が悪くなる。年収を上げるために転職するのは自然である。また転職しないと新しいスキルが身につかないので、IT業界は特に転職は必須。採用する方も転職回数は極端でなければ気にしない。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) June 10, 2021
IT業界の転職が多いのは、むしろ当たり前といえる。一次請、二次請、三次請となるほど条件が悪くなる。年収を上げるために転職するのは自然である。また転職しないと新しいスキルが身につかないので、IT業界は特に転職は必須。採用する方も転職回数は極端でなければ気にしない。
IT業界では分業制をとっている企業が多いです。
システム開発をある事業会社が発注します。
これは一次請けと呼ばれています。
システム規模が膨大になると一次請けだけではまかないきれなくなります。
そのときは一次請けがさらに二次請けに発注するのです。
二次請けでも納期に間に合いそうにない場合は三次請け、四次請けへ発注が進むのです。
一次請けよりも二次請け、三次請けのほうが予算が削られます。
結果として待遇も良くないのが現実です。
いくら二次請けで仕事ができても年収アップは望めません。
年収が低い負のスパイラルから抜け出すための転職もIT業界の特徴です。
IT業界は大手SIerを一次請けとし、二次請け、三次請けのようなピラミッド構造となっている事が多いです。三次請けに就職してしまうと二次請け、一次請けに転職しない限り年収アップは望めないです。それもIT業界で転職回数が多い理由になっています。
IT業界で転職が多いのはスキルアップのため
結論「Web系エンジニアのスキルを身につけようとしても、インフラ系しかやっていないなどスキルアップできないため、転職はどうしても必要になる。」
キャリア形成とも似ていますが、もう少し小さな話です。
例えば働いている会社では学びたい言語を扱っていない場合です。
Javaはインフラ系言語では重要です。
しかしWeb系志向の社員にしたら、転職するしか仕方がないのではないでしょうか?
Web系言語を勉強するならスクールでも出来ます。
ただ本当に戦力になるのは業務でコーディングやデバッグを繰り返してからです。
このような場合は転職エージェントに相談してみるのがいいと思います。
Web系未経験でも転職可能な求人も紹介してくれます。
できればスクールで一通りWeb系言語を学習しておくと良いでしょう。
即戦力にはなりませんが、転職エージェントへのアピールにはなります。
いずれにせよIT業界は転職が多いのが当たり前です。
リクルートエージェントはIT系求人にも強いです。
キャリア相談も懇切丁寧ですから不安になることはないですよ。
「転職回数が増えてしまうけど大丈夫かな?」と心配する必要はないです。
先程書いたような理由でIT業界は転職が多いのが当たり前ですから。
思い立ったらまずは行動しましょう。
行動しないで後悔するくらいなら、行動して後悔しましょう。
転職に失敗はつきものです。反省したら、あとは忘れましょう。
IT業界で仕事をしているとやりたいことが増えてくるものです。しかし1社で問題解決できる可能性はとても低いです。プログラミング言語にしても転職しないとその会社で扱っている言語しかスキルアップできません。これもIT業界で転職が多い理由となっています。
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