社長面接の対策で悩んでいる人「いよいよ社長面接。転職面接の対策としては一次面接、二次面接と同様でよいのだろうか?面接官が社長なので緊張するな。」
上記のお悩み・疑問にお答えします。
先ほど、こんなツイートをしました。
社長面接は一次面接、二次面接と違って相性次第。転職面接の対策も必要だが結局は「社長が気に入ればOK」。社長は決裁権者なので自分がどれだけの売上を上げられるかはアピールできるようにしておこう。もちろん「その根拠」も必要。 #社長面接 #最終面接 #面接
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) January 13, 2022
社長面接は一次面接、二次面接と違って相性次第。転職面接の対策も必要だが結局は「社長が気に入ればOK」。社長は決裁権者なので自分がどれだけの売上を上げられるかはアピールできるようにしておこう。もちろん「その根拠」も必要。 #社長面接 #最終面接 #面接
ちなみに筆者はスタートアップ企業の社長(代表取締役)、及び、採用担当者で数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
社長としての転職面接経験がこの記事の根拠です。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 社長面接は転職面接対策よりも相性の方がずっと大事です
- 社長面接ではキャリアプランがあなたとの相性を決める
- 社長面接では経営者目線を持つことで自然と相性が良くなる
では一つずつ解説します。
社長面接は転職面接対策よりも相性の方がずっと大事です
結論「社長面接は最終面接。一次面接や二次面接とは一味違う」
転職面接は企業によって、何回あるかは異なります。
ですが社長面接がいきなりあるというのは中小企業がほとんどです。
社長は採用決定権者です。
一次面接、二次面接と順調であったとしても社長面接の結果が全てです。
社長面接の対策については、どの転職本にも掲載されていません。
社長の個性次第で結果は全く変わるからです。
社長のほとんどは代表取締役です。
大企業の中には会長が代表権を持っている場合もあります。
法的には「社長」という言葉はないのですが、ここでは社長が代表取締役という前提で書きます。
一次面接は人事が中心となって行います。
見るポイントは「社風にあっているか?」です。
そのために転職理由や志望動機をしつこく聞くのです。
二次面接では配属予定の責任者が中心となって行います。
確認するポイントは「要求スキル」チェックです。
求人票に書かれている「仕事内容」がそれに相当します。
二次面接は転職面接の山場と言ってもいいでしょう。
ここで「スキル不足」と判断されると内定はまず出ません。
その意味では転職面接の山場なのです。
それに対して社長面接は社風確認、スキルチェックが終わっています。
形式的なものだと油断する方もおられますが、とんでもないです。
結局は社長とうまく仕事をできるかが出世のポイントになります。
社長面接では「気に入らない」応募者はまず内定は出ません。
社長面接では特に中小企業の場合、相性が重要です。大企業では社長と従業員が会話することは最初はめったにありません。しかしながら昇進すればいずれは社長と会話する機会が増えてきます。社長とうまくいかないと社内でのポジションもアップしにくくなるので、相性はとても大切です。
社長面接ではキャリアプランがあなたとの相性を決める
結論「社長は会社でどれくらい活躍できるかを見ている」
社長面接ではキャリアプランを聞かれます。
一次面接や二次面接では将来よりは今を考えての面接です。
逆に社長面接では会社の将来も考えますので、長期的スパンで質問されます。
「3年後、5年後、10年後にどうなっていたいか?」をきちんと考えている必要があります。
転職の進め方でキャリアの棚卸しを行っていますので、そんなに時間はかからないと思います。
その企業向けにもう一度考えてみましょう。
キャリアプランはキャリアパスと違って、あなたが考えるものです。
必ずしも一つの企業にとどまる必要はありません。
キャリアパスは企業が示すもので昇進するまでの道のりです。
基本的には社内でのキャリアアップを示すものです。
キャリアプランはもっと幅広いものです。
社長面接ではあえて転職を考えていることは言う必要はありません。
社長は会社の事業内容を将来も含め把握しています。
3年後にはこの部署で活躍できそうだとかを社長の頭に描いてもらえれば相性ばっちりです。
社長はあなたのキャリアプランを聞くことによって、将来も会社で活躍できそうかを確認します。結局は社長との相性になります。
社長面接では経営者目線を持つことで自然と相性が良くなる
結論「経営者目線を常に養うことで社長とビジネスの話についていけるようにしておこう。」
言うまでもなく社長にとっての興味は「売上」を上げ、多くの利益を生み出すことです。
特に本業での「営業利益」は重要視されます。
給料などの固定費は営業利益に密接に関係します。
「経常利益」は本業以外の利益も含むので、純粋に会社が儲かっている指標には「営業利益」をチェックするのがベストです。
会社四季報を読めば株価もわかりますし、ここ数年の会社の状況も書いてあります。
社長面接で会社四季報や業界地図を読んでいないと話が通じないので、必須と言えます。
一次面接や二次面接でごまかせたとしても社長面接ではビジネスの話は避けて通れません。
会社の事業内容はもちろんのこと、今力を入れている部門も把握しておきましょう。
社長と相性が良くなる秘訣は会社のことを理解することに付きます。
それもビジネスの観点からです。
会社の決算書が読めるように会計の勉強も余裕があればしておきましょう。
必ず役に立つスキルになります。
社長面接ではビジネスの話ができることで相性が良くなります。仕事だけできるのは二次面接までの話です。社長は経営者ですからビジネスに一番興味があります。最近のトレンドはもちろんのこと、会社四季報でどのような事業に力を入れているのかをチェックしておこう。
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